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2022年、変幻自在の返し技、INAP Japan! 

2022年01月01日

明けましておめでとうございます。

2021年、当社は、「凌ぎ」をテーマにやってきました。どんなスポーツでも、また囲碁や将棋、麻雀といった勝負事でもそうですが、初心者のうちは攻めることしかできません。初心者同士であればそれで勝てばご機嫌だし、負ければ悔しい、それだけです。しかし、レベルが上がってくればそうはいきません。まず、相手のレベルが上がれば、攻めてばかりいたら必ず隙を突かれるようになります。一方、自分のレベルが上がればリスクというものが見えるようになる。そうなれば、攻めるよりまずそこを守るのが最優先になります。これが、もう上級者となれば、攻めが1に対して守りが9というのが相場です。そしてその守りというのは、次々と現れるあらゆるリスクに対し、すべてギリギリのラインで対応しなければいけないという「凌ぎ」の域に達します。こうなればもう、勝ってご機嫌、負けて悔しいという原始的な感情では測り切れない精神領域に突入。勝っても負けても常に恐怖に怯え、張り詰めた神経の中で体温も呼吸も上昇するという厳しい状況となります。

ビジネスだって同じことです。攻めの経営がどうとかいうのをよく聞きますが、そんなのはベンチャー企業の立ち上げの時とかならいざ知らず、長くやっていれば必ず通用しなくなる。2021年は当社の設立20周年だったわけですが、当然、当社ももうそんな次元では闘っていない。世の中はまるでコロナだけが唯一の問題のような風潮もありますが、現実には対処しなければならない問題は他にも山ほどあるのです。とにかく凌いでいかなければいけない。

そういう気持ちを込めて『地獄の淵でRock Us Baby!』という曲とミュージックビデオを作り、世の中に20年目の決意を示しました。

『地獄の淵でRock Us Baby!』※YouTube

そして、思いのほか社員の個性が非常に引き立つ素晴らしいものができたので、たまたま見つけた「NIKKEI 全国社歌コンテスト」にも応募しました。実は大賞を獲る自信は十分にあったのですが、私たちの主旨が伝わらなかったのか、残念ながら予選落ちしてしまいました。

【第三回 NIKKEI 全国社歌コンテスト公式サイト】
https://shaka.nikkei.co.jp/

それでも、社員には「凌ぐ」ということの厳しさと気迫は十分に浸透したと思います。

さて2021年、当社はネットワーク容量の増強もあるし、人員も拡張していかなければいけません。アメリカの親会社とのグローバルな協業体制も強化しないといけないし、お客様やパートナーの皆様との関係もより緊密なものにしていく必要がある。凌ぎはますます厳しくなるでしょう。そのような中でも、今年はしっかりと返し技を出していきたい。そのためには、『地獄の淵でRock Us Baby!』の冒頭にある「常識外れのやり方」を貫き、「くだらねえセオリーにKick Ass SAYONARA」するオリジナリティー。つまり変幻自在な対応力を心がけていきたいという思いで、標題の2022年の当社スローガンを設定しました。

皆様、本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

代表取締役 CEO 奥野 政樹

 

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