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株式会社ジーエイシージャパン様とのアライアンス事例

2022年03月01日

W-CAP アライアンス事例

オンサイトテクニカルサポートと高品質インターネットで、外資企業の日本支社開設時のオフィスネットワークを構築した案件をご紹介します。

 

■外資航空会社の日本オフィスのネットワーク構築

2016年4月、アメリカの航空会社A社より当社Webサイトに英語対応可能なオンサイトサポートについてお問い合わせがありました。
A社は日本支社開設にあたり、オフィスのITインフラ構築の準備中でしたが、日本にはIT担当者がいないため、本国のIT部門から指示を受けて作業を進められるITサポートサービスを探していたのです。
インターネット回線の選定からオフィス内での通信設定など、すべての作業を海外本社のエンジニアと英語で連絡を取りながら進められる日本のベンダーは多くありません。この要望に応えられるサービスを探していたところ、当社のバイリンガルITサポートサービスを見つけたとのことでした。
しかし、当社はオフィスでの通信機器設定などオンサイトサポートは提供していないため、A社の求めるサポートを提供可能なパートナー企業である株式会社ジーエイシージャパン様(以下ジーエイシー社)をご紹介しました。
ジーエイシー社は外資航空業界のネットワークシステムの構築・運用経験が豊富で、日本語と英語によるグローバルITサポートのスキルを持つのが最大の強みです。

ジーエイシー社はまず、本国から持ち込まれたファイアウォールをネットワークの中に追加し、コンソールポートへリモートコントロール用PCを接続して本国のエンジニアのコンフィグ作成をサポートしました。 また国内のサポートデスク用に構築された別のネットワークに接続されていたヤマハのルータの構成を変更、オペレータ達がA社本国からのシステムを参照できるようにしました。
これらの作業を、本国の技術者と電話などで連携を取りながら進め、国内ではエンドユーザ-様の動作チェックによる確認を経て、無事日本支社のオフィスネットワークを構築することができました。

 

■オフィス移転に際して新たな課題

日本支社開設から約1年後、A社は新オフィスへ移転することになり、新たな課題はインターネット回線の選定でした。
インフラ選定においては実質的に本国のIT担当の指示に従う必要があり、彼らにとって馴染みのない日本規格のインターネット回線やベンダーではなく、アメリカのベンダーを使いたいという希望がありました。この時、支社開設時にネットワーク構築を手掛けたジーエイシー社がINAPを推薦したのです。

日本支社とアメリカ本社の間に立ち、きめ細かいサポートをしてきたジーエイシー社が信頼を寄せるネットワークサービスであることに加え、世界各国に顧客を持つグローバル品質の帯域保証インターネット、日本語/英語で対応可能なカスタマーサポートが決め手となり、INAPの法人向けインターネット接続サービス「Performance IP」が採用され、2017年7月、無事に新オフィスオープンの日を迎えることができました。以後現在に至るまで、A社は快適な通信環境を利用し続けています。
ともにグローバル品質のサービスを持つジーエイシージャパン様とINAP Japan、両社の信頼関係とお互いのサービスの優位性を活用し合い、お客様へ満足度の高いソリューション提供を実現したアライアンス事例となりました。

アライアンス事例

■アライアンスの可能性

本事例のように、当社が持っていない商材やサービスについて、W-CAP Clubメンバー企業様へ取り次ぎ提供していただくことはもちろん、多様なお客様の課題に即して最適なソリューションを共に考え、共同提案する機会はこれまでにも多くありました。SI、NI、データセンタ、回線キャリア、オンサイトサポートなど、各社の得意分野を理解し、相談し合えるアライアンスを今後も目指してまいります。

株式会社ジーエイシージャパン
http://gac-japan.com/japanese/

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